引きずるヘヴィネスを牽引する歪んで濁ったリフ、幾重にも幾重にも積み重ねられる反復が時間感覚を麻痺させながら喚起する酩酊感、深く残響してゆくクリーントーンのギターフレーズ、濁声が吐き出す切実な叫び、祈るような厳粛なメロディ。曲の形式や纏って…

珍しく紅茶を飲もうと思い立ち、手元にあった柚子ジャムを入れて飲む。

http://blog.so-net.ne.jp/nostra/ ノストラダムスさんは存外にフランクで俗っぽい事が解る。 ところで、ノストラダムスと言えば恐怖の大王であり、恐怖の大王と言えば駄目漫画「お気楽ご気楽ノストラざまス」であり、「お気楽ご気楽ノストラざまス」といえ…

今年初頭に発表したアコースティック・ライヴアルバム「12:5」の流れをそのまま継いだかのように、アコースティックな色合いが濃く、そして今まで以上に弦楽器や管楽器を使ったパートが多い。曲によってはもはやチェンバーロックやそれを踏まえたポストロッ…

疲れた。マジ疲れた。そりゃいくら七つと五つとは言え、子供を背負って30分以上も走り回ってれば疲れるわな。腰にも結構来そうな感じだ……まあ、遊ぶのは楽しいから良いんだけれども。遊んでやるというより、やっぱり一緒に遊ぶという感じで。

こちらはそのCoaltar Of The Deepersの首謀者・NarasakiとMelt-BananaのOhshimaによるプロジェクトのミニアルバム。インディーズ映画「U.F.O.」のサウンドトラック、と言う事になっているらしい。と言う事でいかにもサントラ的なインストの小曲が並ぶが、そ…

2002年のアルバム「Newave」以来、およそ２年半振りの音源。 チープなシンセ音に凶悪なリフとガツガツ突き進むリズム隊と思い切り歪ませたデス声が重なり、サビではキュートなメロディを例の中性ヴォイスがいつになく安定したピッチで歌い上げる＃１「Fastest…

デヴィン・タウンゼンド率いるエクストリーム・インダストリアル・ヘヴィメタルバンドのライヴDVD。大体70分くらい、と数字で収録時間を見てみるとちょっと短めのような気もするが、音数＝情報量の多さ、出音のタフさ、バンドの存在感、それらが一体になって…

今日、何が何でも買わねばならないCDがあった気がするが、それが何なのかどうにも思い出せなくて困っている。

いしいさんのところで見かけたものをやってみようと思う。 The Back Horn Coaltar Of The Deepers 特撮 Wrench Downy 邦楽、バンド、現在も活動中、ヴォーカリストがちゃんといる、と言う括りで５組選ぶとこうなる(Downyは年内で活動休止らしいが)。並べてみ…

今週の金曜日、夜23時から１時間ほどラジオをやってみる事にした。今回は喋りのみで、かつ一人でやるつもり。ちゃんと喋れるかどうかが今から恐ろしく不安なわけだけれども、まあ１時間くらいなら多分何とかなるのではないか、と思う。 http://jbbs.livedoor…

昨日の、と言うか正確には今日の、深夜２時頃の話。 俺は、居酒屋を出る時に「さてそれじゃあ帰ろうか」と座布団を持って帰ろうとしたらしい。 ……。 今日は、良く晴れてるなあ……。

と言うのを川瀬さんやぼにいさんやユクさんやカナさんがやっていたのでちょっと考えてみました。 １．吐く血 ２．手首 ３．夢 ４．正常 ５．ハミングバード ６．ソドシラソ ７．ハピネス ８．サイケデリック後遺症 ９．生活 10．もういいって 11．クロール 1…

ちょっと所用で実家に帰っていたんだけれども、その時の話。 父親が階段を上りながら、「ダルユー、ダルユー」と一段ごとに言っていたのが俺の部屋から聞こえた。父は、鼻歌代わりにそう言ったあんまり意味のない事をよく言っているのであまり気にしなかった…

「魔女の宅急便」に、おばあちゃんが孫のために作ったイワシのパイをキキが雨の中必死に孫の誕生日パーティ会場まで届けるが、孫の女の子に「おばあちゃんのイワシのピザおいしくないからいらない」と一言で追い返される、みたいなシーンがある(はっきり覚え…

Asian Kung-Fu Generationのヴォーカル兼ギタリスト、後藤正文の写真を見るたびに、俺の知っている誰かと良く似ていると言う気がしていた。気がしていただけでそれが一体誰に似ているのかずっと思い出せなかったんだけれども、音楽雑誌「BREaTH」の写真を見…

今まで自分の生年月日に自己紹介めいた事を書いていたんだけれども、それを消して新しくaboutを造りました(左上の[Profile]です)。はまぞうを使って良く聴くアルバムをざらざらaboutに並べているところを幾つか見かけて、それをやってみようかな、と思って。…

そのDunkel ist das Leben, ist der Todのゆさんから貸して頂いたもの。ノルウェーのブラックメタルバンド、1995年発表の4thアルバム。 このアルバムを表すのに丁度良い文章がとあるゲームにあるので、引用をする。 始まりの刑罰は5種、生命刑、身体刑、自由…

ところで、女の子と間違われた。 いや、別に俺が女と見紛うばかりの超絶美形だとかナースのコスプレをしたと言う理由ではない。Dunkel ist das Leben, ist der Tod(いつもお世話になってます)さんの、 久しぶりに杜塚さんと会い、 「ずいぶん見ないうちにす…

電話口で、相手が「シャコウモード」と言ったのを聞いて、瞬間的に斜めにしか歩けなくなる機能を想像した。そんな想像をした、と話したら、「シャコウダンスのシャコウだよ」と言われたので、今度は斜めにしか移動してはいけないダンスを連想した。 俺は「歩…

３曲入りシングル。表題曲＃１は、極めてヘヴィメタリックなギターリフを骨格に組み上げられた疾走感に溢れる曲。性急なビートやザラザラジャキジャキとしたギターの音には、前のシングル「夢の花」(感想はこちら)のカップリング曲には足りなかった攻撃性が…

夕方。 建設中のビルディングの外側に据えつけられた足場に座って、脚をぶらぶらさせながら空を見ている。すると、ラスタスタイルに身を包んだ教授がやって来て、横に腰掛けてから話しかけて来る。 「匂いがしないかい？」 「匂い？ 何のですか？」 「キナ臭…

普段あまり聴かないジャンルの音楽、特に邦楽のそれを聴いてみようかと思った時に参考にしているサイトが幾つかあるんだけれども、これはそのうちの「ラバーソウルの音楽、サッカー、映画」さんで紹介されているのを読んで興味を持ったもの。４曲入り(内１曲…

刃の雨。槍衾。一秒間に100発銃弾を撒き散らす重火器。火炎放射器。そう言った類のもの、目の前にあるもの全てを灰燼に帰すためだけに存在するものがそのまま音楽になったかのような、或いは地獄の釜を開いてしまったような。そういう激烈メタル。前作から軸…

http://d.hatena.ne.jp/headofgarcia/20041107#p1 やさぐれ日記暫定版さんより。先日の「熱量」にトラックバックを頂いたので、その返信を。いつもありがとうございます。 「『作家論』と『作品論』の対立」と書かれてあるけれども、この二つはその実対等な…

音楽、演劇、文学、絵画、彫塑、建築、映画。まあ何にせよ、「作品を、作者の一個人格の延長線上のものとみなすか、或いは同一視しよう」とする見方と「作品と作者をなるべく切り離して考えよう。ある一作品に対する解釈は、その作品の内のみで完結させよう…

ラジオを聴くとはなしに聴いていたら、重厚なチェロによるドラえもんのテーマに乗せて大山のぶ代のナレーションが聞こえて来た。細部は覚えていないが、概ねこんな感じ。 「2005年。ポリを撲滅まで、人類はあと少しのところまで来ています。皆さんの力を貸し…

ザッパのボックスセットが中古CD屋に並んでいた。確か、52枚組10万円(定価は15万くらいらしい)。これ、普通中古屋に売るもんじゃないよな……持ち主に何があったのか気になる。ある日突然天啓が振って来て、今まで持っていたCDを全て売り払った後に「又吉イエ…

夕食をあるラーメン屋で摂った。食券の自動販売機でラーメン＋カルビ丼の定食630円を買う。700円を自販機に入れたので、70円が返って来た。その70円を手に取り、ふとメニューを眺めると、「ゆでたまご 60円」とある。定食が来るまでの暇つぶしにしよう、と思…

先週末は湯治場に行って温泉でだらだらしたり(すごく小さな、一人用の貸切露天風呂がめちゃめちゃ気持ちよかった)、そろそろ見頃の紅葉や道沿いにぽつぽつとある滝を観たり、と何とも爺むさい事をやってました。ああでもこういうのって落ち着くな……何と言う…