キセル/窓に地球

ちょっとしたきっかけがあってキセルを初めて聴いた。ぽろぽろとかき鳴らされるギターと電子音、ゆらゆらしと浮遊するメロディ。幻想的だが毒気がある。鳴っている音そのもの以上に音と音の隙間が雄弁な音像はなんだか定型詩の世界のようで、京都の人たちと聴いて何やら納得するところがある。掴み所はないが、ハマると癖になりそうな感じ。ちょっとしたきっかけは大事にするといい事がある。