コメントカの話

コメントカって言葉をなにやらあちこちで見かけることが少なくないんだけども、確かにこれは大事だなあと思った。
普段あまり人様の日記にコメントを残すと言う事をしないんだけれども、今日はたまたまそう言う事を二回連続でやった。そしたら(まあ、今更ではあるが)見事に的外れな事しか書けていないんですこれが。もちろん最初から的外れな事を書こうとしているわけではなく、むしろ読んだ人がはたと膝を打つような、元記事に新しい見方を付け加えるような冴えたコメントを自分が書けることを期待しながら書いていたんだけども、いざ投稿してから眺めてみるとこれがびっくりするくらい当を得ないものになってしまう、と言う不治の病に冒されていると言う事が明らかになっただけだった。
評論でもお笑いでも音楽でも何でも、元からある何かに対して言及する事で全く新しい切り口を見せることが笑いだったり実りのある批評だったり斬新さに繋がるんだけども、どうもそういうのが自分にはあまり無いようだ、もっと率直に言えば全然無いようだ、と改めて思ったのだった。
正しい……いや、この際もう正しくなくても良いからそれなりに鋭い批評眼が欲しい。これが無いと、やはり面白い事を書こうとしても面白くならない。