スーパーで

売っていたホウキに「赤だしホウキ」と書かれてあって、ホウキと赤だし汁に一体何の関係があるのかどちらかと言うと合わせ味噌の方が好きと思いながらもう一度見直してみると「赤しだホウキ」だった。
まあスーパーで買い物をしているとそういう間違いはしょっちゅうある(パルメザンチーズを見ると必ず反ナチ闘争を連想するとか)が、もやしの袋詰めに「萌工房」と書かれてあるのが見えた時は思わず目を疑った。流石にその見間違いは自分としてもどうかと思ったので近付いてよくよく見返してみると、俺の間違いではなく本当に「萌工房」と書いてある。萌工房ってやっぱりモエコウボウと読むのだろうか。だとしたら、余りにも安易かつ自主制作にして即売会っぽいネーミングセンスじゃなかろうか。
家に帰ってからもその疑問が頭から離れなかったので、あれはどこが作っていたのだろうと調べているうちに、もやしは本来「萌やし」と書くものなのだと言う事に気付いた。
もやしに合わせる顔が無い。