本日のダメージ・その2

帰りの電車の中での話。
平尾駅に止まったとき、子供二人連れが乗って来た。片方は10歳くらい、もう片方は7歳くらいの、たぶん姉妹。姉の方は、電車に入ってくるなり「とーろけるー」と妙な節回しを付けて言いながら(今日は確かにやたらと暑かった)椅子に座る。全身から元気が発散されているというか、陰がぜんぜんなさそうな感じの子で、何となく微笑ましい気持ちでその挙動を見るとはなしに見ていると、その子はポーチから一冊の漫画を取り出して読み始めた。何だろう、と思って表紙を見てみると、「僕は妹に恋をする(10)」だった。
……。
なんか知らんがへこんだ。すごい脱力した。しかも、やたら楽しそうに読んでいた。