いけずと言えばちびまる子

「いけず料理 割烹」
これは、日本人なら誰もが一度は見間違える青春の通過儀礼だと思っていたが、同道していた友人は「そんな見間違いをするのはお前だけだ」と言う。「みんな恥ずかしがって言わないだけだ。絶対に一度は見間違いをするはずだ」と反論したが全くこちらの言い分を聞く様子がなく、議論は物別れに終わった。
こういう間違い、特に上に挙げたような簡単なものは誰もが結構な頻度でやらかしているはずである。ただ、自分の間違いをなかった事にしたい人が多いのでなかなかこう言うのは広まらない。
脳味噌サラダ外科手術では、些細な見間違いや聞き間違いの話を大勢の人に読んでもらって、この手の間違いが珍しいものでないのだと言うプロパガンダをこれからも精力的に行って行きたいと思っている。と同時に、俺が特段珍しかったり劣っている人間でないと言う主張も強く繰り返して行きたい。信じて欲しい。
……。
いけず料理はやっぱり恥ずかしかったような気はしている。