僕はいつもギター少年

きえふのながいもさんで十日ほど前にCDJournal.comの記事が紹介されてあったのを読んで知ったんだけれども、レイ・クレイプール(Primus)とダニー・カーリー(Tool)と言う何ともアレなリズム隊と組んで製作したエイドリアン・ステテコ博士・ブリューのソロアルバムが今月末に出るらしい。で、さっきamazonで予約しようとしたら一曲ずつ試聴できるようになっていた。amazonのページはこちら。
試聴した限りでは、ProjeKct2みたいだったり、モロにディシプリンだったり、Thrakを思い起こさせるような感じだったりと「King Crimsonエイドリアン・ブリュー」が強調されている感じ。ブリューのソロアルバムは殆ど聴いた事がないが、彼のソロでこの路線はとても珍しいんじゃないだろうか。
しかしまあ9曲それぞれ試聴していて衝撃的だったのは#2「Writing On The Wall」。普通やらないだろうこんなの55歳にもなって。ポストパンクとかニューウェーヴとかの大元の流れにも一枚噛んでいた本人が、まんまポストパンクリヴァイバルな曲をやってしまうとは……まあちょっと試聴ページに飛んで聴いてみて下さいよ、吹いてしまうくらいベタベタだ(が格好いい)から。勿体ぶったところがカケラもない、このやたらと軽いノリはこの人ならではなんだろうなあやっぱり。非常に楽しみです。


ちなみに、「エイドリアン・ブリュー ステテコ」で検索すると、俺が常日頃から敬意を払って止まないお二方がワンツーフィニッシュ。これも吹いた。キミタチサイコダヨ。