俺の塩

たまには最新流行の話題みたいなのを追いかけてみようと思う。こちらより。
http://d.hatena.ne.jp/RiceCake/20040625#p2
この記事に反応しているあちこちの日記を読むと、付き合っている相手の事を「連れ」「相方」と表現するのは印象が良くない、って意見が多い模様。まあ確かに、この二つの言い方は照れ隠しにお茶を濁していると言うか、何となくはっきりしていなくて潔くない感じはする。言われる彼女側からすると、「自分との間柄を明らかにするのが恥ずかしい気持ち」>「自分との関係」、みたいに男が考えているように思えるから印象が悪いのかも。「格好良さ」の大部分は「潔さ」と被っているので、潔くない態度は格好悪く見えるだろうし。単純に「彼女」か、もしくは下の名前で呼ぶのが良い気がする。
自分を省みると、……ええっと、多分「連れ合い」って表現を使うか単に名前で呼んでたな。「彼女」と「連れ」の中間、みたいな感じで。ああ、なんだ、結局俺も潔くありませんでした。あと、俺はネット上で「男子」「女子」って表現を20歳過ぎた人が使っていると、何となく煮え切らなさに背中がむず痒くなったり潔くないと思ったりする事がたまにあるんだけど、これはひょっとしたら「連れ」「相方」って呼び方に対する違和感と似ているのかもしれない、と思った。そういう言葉を使っても良い段階はもう過ぎてるだろう、みたいな感じ。
余談。付き合っている、と言う間柄を示す表現として、「パートナー」ってのもあるけれども、これは「人生の」とか「生涯の」みたいなのが付いて配偶者か婚約者の事を指すか、そういう言葉が付いていなければ(正規の彼氏彼女とは別枠で)特殊な性的嗜好を共有する関係、と言うニュアンスで使われる事がほとんどなので考慮に入れなくても良いと思う。
蛇足。見出しタイトルは、実際に「俺の女」と口に出す人間に会った場合、俺はたぶん「俺の塩(カップ焼きそば。夏の限定商品。とても美味しい)」を連想して笑ってしまいそうになるだろう、と言う予測に基づいている。なんか、リファを飛ばす必要が全く感じられないどうでも良い意見になってしまったな。まあいいか。