THE BACK HORN

最近あまり新しいアルバムを買ったりしないので、代わりに好きなアーティストの私的ベストを作って聴いていたりする。このバンドのは二番目に作った(ちなみに一番最初に作ったのはやっぱりと言うか何と言うかSOILWORKだった)。こんな感じのリスト。
世界樹の下で/光の結晶/水槽/幾千光年の孤独/ディナー/プラトニックファズ/マテリア/セレナーデ/アカイヤミ/野生の太陽/ジョーカー/ひょうひょうと
……自分で作っておいて何だが、明らかにダークでヘヴィな曲に偏っていてどうかと思う(「プラトニックファズ」とか、あんまり人気無さそうだし)。本来は多様な側面を持つバンドなんだけど、その中の一番好きな部分を切り取っている感じ。曲のバリエーションを大きく広げてより多くの人に受け入れられ得るポップな傑作となった近作「イキルサイノウ」を良しとしておきながら、それが選び方にあまり反映されてないな。自分がこのバンドの音を「ゴリゴリとした攻撃的な音+泣きを含んだメロディ」、つまるところのヘヴィメタル、と認識している事が改めて解る。
それはそうと、「ひょうひょうと」ってこのバンドの曲の中でもトップクラスに好きなんだけど、曲調と言い歌詞(ちなみにこんな詞)と言い巨大ロボとか改造人間とか人造人間が悩みながら戦うアニメや特撮のエンディングっぽい気がする。と言うか、この曲がエンディングに似合うようなのを観てみたい、と言うか。