封じ手

買う事にしているもの。
3/10 くるり/アンテナ
3/17 IN FLAMES/Soundtrack To Your Escape
共通項はカケラも無いが、両方聴く人も結構多いんじゃないかって気がする組み合わせ。
くるりの曲は辛気臭いところがあるのが聴いていてたまに鼻に付くんだけど(だからそれがあまり感じられない「Team Rock」が一番好き)、去年から今年にかけて出した3枚のシングルはいかにも手作りな質感のバンドサウンドながらスケールの大きさが加わっていてすごく良かった。なので、アルバムの方もいいものに仕上がっているんじゃなかろうかと思える。即効性で勝負、と言うよりはまったりと長く聴けるものが出てきそうな感じ。
で、IN FLAMESの方は正直どうなるのか見当が付かない。前作「Reroute To Remain」は確かにそれまでのアルバムとは随分違う手触りだったが根本的なところでは変わってないと思えたから好きだったし、アンダースのプロジェクト・PASSENGERも良かったし、不安要素みたいなものは少なくとも音源からは感じないはずなんだけど、メロディとブルータリティのバランスをきちんと取って来るかどうかが分からん。なんか、このバンドって今一つ安心して新譜を待っていられないイメージがあるんだけど、俺だけですかね。腰が据わっていないと言うか、絶対的な存在感やカリスマに欠けると言うか……まあ、何にせよ楽しみな事には変わりが無い。