最初の四枚

Royal Hunt/Paradox
Yngwie J.Malmsteen/Facing The Animal
Impellitteri/Screaming Symphony
Blind Guardian/Imagination From The Other Side
高校の頃一番最初に友達から借りて聴いた四枚のアルバム。今日イングウェイの感想書いたんで、全てについて一通り感想を書いた事になる。
貸してくれた友達がそこまで考えていたかどうかは解らないが、この四枚ってすごくバランスの取れたセレクションなんですよね。つまり、パワーと重厚さはブラガ、スピードはインペリテリ、メロディや曲構築の美的感覚はロイヤルハント、イングウェイは……ネオクラシカルと言うよりトータルとしてのヘヴィメタル、と綺麗にメタルの各要素が割り振られている。だからなのか、今でも自分の中でメタルの基準はこの四枚から感じ取れるものがベースになっているし、最初に聴いたのがこの四枚で良かったとも思う。
刷り込み効果のようなものか、この四組のバンド/アーティストの作ったアルバムで一番好きなのって上に挙げたものだったりする。実際には必ずしも彼らの最高傑作と言う評価を得ているアルバムではない気がする(特にイングウェイとブラガ)が、やっぱりそれ以外に聴くものが無かった時期にずっと聴いていたから、思い入れの強さってものが違うんだろうな。
改めてアルバムジャケットを並べて眺めると、何だか感慨深いものがある。いや、そんな事言えるほど沢山聴いているわけでもないけれども。