カモッラのカンツォーネ・タランティーノ風味のソースを添えて(5600円)

映画にはほとんど興味が無い(と言うか、観るのがなんか面倒臭い)、って言うのは何度かこの日記でも言ったことだけども、それを裏付ける話を一つ思い出した。
キル・ビル Vol.1」が普通のワイドショーとかでも紹介されて、クエンティン・タランティーノ監督の名前もあちこちで見かけるようになる前まで、俺はタランティーノと言うのは高名なイタリア料理店の事だとずっと思っていた。どうしてかって言うと、高校の頃に友人(ちなみにそいつは四月からあややヲタ公務員になった)がカラオケに行く度に歌っていたT.M.Revolution「White Breeze」の歌詞に「タランティーノくらいレンタルしとかなきゃなんて」ってのがあったから。
タランティーノってなんとなくイタリアっぽい響きだから、多分これは「女の子をデートに誘うならイタメシくらい予約しておかないと」ってバブリーな意味なんだろうなー、となんとなく考えていた。見出しに付けた名前みたいな料理が出て来るような、「ほら、これが今晩のスイートのキーだよ」とか「君の瞳に映った僕に乾杯」とかそういう台詞が飛び交ってるような、そんな感じを想像していた。何故かその推測と想像を疑わず、最近になるまでタランティーノってのが何なのか知る機会が無かったくらい、映画とは縁遠い。
レンタルとリザーブの意味を取り違えている時点で終わってる高校時代の俺。と言うか、そもそも始まってすらいない。