禁則処理

「無い」ってのを俺はなるたけ漢字に変換するようにしてるんだけども、「無い」で良い時と「ない」じゃないとまずい時の区別が結構付けにくくて書いていて悩む。第一変換をそのまま確定している事もよくあるから使い方として間違っている時も多いはずで、これは読んでいる側とすればかなり気になる間違いなんじゃなかろうか、とも思う。それとも気にしてるのは書いてる人間だけなんだろうか。こういう細かいところとか文体の統一、接続詞の正しい使い方(気付いている方も多いと思うけど、俺は接続詞の使い方が恐ろしく下手でちゃんと推敲しないと前後脈絡の通った文章が書けないし、推敲しても不自然な文章になりがち)にばかり気を遣っていて、肝心の中身の面白さが伴わない、と言うのが痛い。
もう一ついつも悩みどころなのが男性性と女性性の表記の仕方。男は男と書いてるんだから女も女で良い、とは思うが、なんか女って表記は高圧的なような気がして躊躇ってしまう。かと言って「男性・女性」はちょっと硬いし、「男の子・女の子」「男の人・女の人」は今一つ汎用性に欠ける。最近あちこちで見かける気がする「男子・女子」ってのは確かに使い前があって便利なんだけども、これは何となく23にもなって使うものでもない気がする(敢えてこれを使って中高生ノリで行く、って芸風でもないし)。何か解りやすくて良い書き方って無いもんだろうか。……いや、まあ、本当のところ、そんなところに拘るよりは衒いなく男子女子って言ってしまえる方が成熟しているし洗練されてるなあとは思うんだけども。
今日はオチは無いです。


「触手」がキーワード登録されている事自体に間違った何かを感じるが、説明文の中身がまた歪んでいる。これ読んだ時声出して笑ってしまった。